こちらは、それほど頻繁に起きることではないらしいのですが、ガラスに極端な温度差が生じると割れてしまうという現象です。
物は温められると膨張して、冷やされると収縮します。1枚のガラスの中で膨張しようとしている部分と収縮しようとしている部分があると、そのひずみに耐え切れずに割れてしまうのです。冷やしたガラスのコップに熱湯を注いで割ってしまうという、あれです。
この熱割れは、夏よりも冬場、凍り付いたウインドウを溶かそうとお湯をかけたりしてよく起こります。
その逆パターンが夏に起きるんですね。暑くなっている車内を急に冷やそうとエアコンを全開にしたら、冷気が直接当たる部分のウインドウが割れた。という話を聞いています。
防御策としては、そもそも車の室内温度が上がり過ぎないように、駐車場所や駐車時間に注意する事と、ガラスのキズなどは修理をしておく事です。ガラスにキズがあると、その部分に負荷が集中して割れやすくなりますからね。 |
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